2018年2月9日。出発日。
借り物のスーツケースを転がして、京成線で成田空港へ向かいます。
当時は京成沿線に住んでいたので、成田が近くでよかったです。
2ビルに9時過ぎに到着後、のど飴買ったり、モバイルwifi借りたり、スーツケース預けたり。
当時のダイヤで11時55分発だったので、かなり時間に余裕は持たせてたつもりが、スーツケースを預けるのに結構時間がかかってしまう。
どうにか荷物を預け、朝食がまだだったので中に入る前に食事を取る。しばらく日本食とお別れなので和食をチョイス。…がここでも出てくるのに時間がかかる。
なんだかんだやって気づいたら出発まで一時間切っていたので、慌てて保安検査を通過してイミグレ通過して搭乗口へ。保安検査もイミグレも閑散期で空いていて助かりました。
しかしまぁ搭乗口がサテライトなので移動に時間が掛かる。そら水平エレベーターも入れるわ。
あ、両替するの忘れてた。
でも安心。レートさえ気にしなければ中に入ってしかもサテライトに来てしまってもちゃんと両替窓口はあります。
そもそもフィンランドは現金をそんなに使わないので、二人で5万円分ぐらい両替しても多少余らせた。
11時30分頃に搭乗開始。
乗るのはこちら。AY074。機材はA350-900。
しかもこの日はワンワールド塗装機でした。
この当時、A350がJLの国内線に導入されることは決まってはいたもののデビュー前。
海外の航空会社でもそんなに日本への乗り入れ実績がなかった頃なのでテンションあがる。
ちなみに奥にいるJLのB787もヘルシンキ行き。パックでは差額払えばそっちにも変更可能でした。
シートモニターで下方・垂直尾翼からの映像が見られるほか、
こんなのもあったりして結構楽しめた。
特に映像は窓側でなくても外の景色が楽しめるという意味でありがたい機能でした。
あと、サービスの時間が発地時刻と着地時刻で表示されるこんな機能も。
義姉に「これあると寝てて機内食食べ損ねる心配がないからいいね!」と言われ、なるほどそういう使い方もあるのかと感心した。
11時55分、成田空港を出発。割とスムーズに滑走路までたどり着き、16R方向へ離陸。
最初の機内食はこちら。ナプキンがマリメッコ柄なのがさすがフィンエアー。
初めて機内食食べた10年以上前に比べると機内食のお米もだいぶ美味しくなった。パンと米と主食を二つ食べるのは変わらないが。
食事が終わってしまうと例の如く機内は暇。
外の景色もシベリアに入ってしまうと代わり映えのない風景が向こう6時間ぐらい続くので映画を見るか寝るしかない。
よく東海道新幹線で静岡県が東西に長いため通過する時間が掛かることを「シベリア」と表現する人がいるが、あー…分かる気がする。
やることがないならホントは時差ボケ防止にも寝てしまうのが理想なのだが、僕が「飛行機では眠れない」という致命的な体質なので映画を見るしかなく、パシフィック・リムとシンプソンズの劇場版を立て続けに見てました。パシリムおもしれー。
ロングフライトなので到着二時間前ぐらいに2回目の食事(軽食)が出てくる。カルボナーラ。
スパゲティではなくマカロニ?だけどこれが結構美味しくてアタリだった。
火を使えない機内調理向きの料理とも言える。
あと一時間というところまで来た。下界は一面の雪原。
14時45分、ヘルシンキ・ヴァンター空港到着!
日本時間で21時45分てことだから、真冬の西行きなのに成田から10時間切ってるし…。
流石、フィンエアーが「欧州最速」を謳うだけあるわ…。
久々に長時間飛行機乗ったけど、10時間切るならまだ
※一応、所定ダイヤでは10時間半の所要時間なので30分強の早着。
さぁ、フィンランドへ入国。さらにここから飛行機を乗り継いで最初の目的地、サーリセルカへ向かいます。