気付けば年が変わっていました。
昔はmixiの日記更新とか苦にならなかったんですけど、どうにも筆が進みません…。
さて、少し前のこと。
後輩と久しぶりに会って色々話をしていたのですが、
「もし時間も費用も何も考えずに日本から欧州のどこかに移動するとなったらどうする?」
という話題に。
後輩も旅好きというか渡航経験がそれなりにある人間なので「あれで飛ぶのはどうだ」「こっちから回ってはどうか」と結構盛り上がりました。
で、その盛り上がった話をちょっと思い出しながら書いてみようと思います。
1.ルフトハンザドイツ航空でドイツ
東京・名古屋・大阪に就航していて、日本人にもおなじみの欧州航空会社。
羽田のINTに2機並んでいるのもすっかり見慣れた光景になりました。
感覚的には「一番使い勝手が良くて一番無難」といったところでしょうか。
使ったことある人からはいまのところ悪い話は聞いていませんね。
この会話をした後輩は成田からフランクフルトに飛ぶ際に+5万円で当日アップグレードしていい思いしたようです(復路はNHだったのでLHはCクラスしか乗ったこと無いとも)。
実はこの後輩と一時期「LHのA340に乗ってドイツ鉄道旅をする」という計画を立てていたのですが、僕が仕事の見通しがつかずに立ち消えになったという過去が。
しかもハネムーンもドイツが気付いたらフィンランドになっていたので、死ぬまでには一度ぐらいLHに乗ってドイツに行きたいものです。
2.どんだけ好きだよフィンエアー
オタクの気質として「一度気に入ったものを繰り返したくなる」のがありまして…。
いやだってA350自体も機内も快適だったし。
この前Twitterでも見掛けましたが、基本「フィンランドが気に入った人はフィンエアーが気に入る」というところでしょうか。
実利的なところで言えば日本国内の就航都市と運航便数の多さ、ヘルシンキ・ヴァンター空港の乗継利便性あたりがありますね。
普通にフィンランドが目的地でなくとも、そこから乗り継ぐのにもフィンエアーが良いところはあります。
3.金と暇が無尽蔵なら…エミレーツの最上級クラスでドバイ乗継
そう。条件として「金と時間と(欧州であれば)目的地も経由も問わない」んです。
だったら世界で一番高い席で飛んでもいいのです。
個室、フルフラットシート、最高級の食事、そしてシャワー。
EKのA380Fクラスはみんなの憧れです。
ファーストクラスはともかくとして、日本からもそれなりにフライトがあり、ドバイからはヨーロッパ各地に行けて、しかも安価なので実はエミレーツのドバイ経由は安いヨーロッパ旅行の定番だったりします。
僕もドイツ行き前提でハネムーン旅程作ってもらったときに提案されましたねこの経路。
ちなみに後輩、これも体験済みでして。
感想は「もう二度とやらねぇ」だそうです。
理由としては「アメニティがエコノミーでも充実しているのはいいんだけど、若干狭いのと機内食の味がイスラミックで日本人には合わない」「なにより時間が掛かって疲れる」とのこと。
ただ、ドバイでのトランジットツアーは大満足だったようで、「次はトランジットじゃなくて目的地としてドバイに行きたい」とのことでした。
そうやって考えるとノンストップ便できる前、それどころか「南回り」なんて言ってた時代の日欧移動ってホントに大変だったんだろうなぁと。
4.就航地の人気は高いけど経営は低空飛行アリタリア
純粋に旅行先としての人気が高いイタリア。
行く人行く人とにかく「メシが美味い」と。
そんなイタリアへはアリタリアで飛ぶのが一般的。
サービス自体の評判は悪くないのですが、とにかく経営状態が悪くて悪くて「石油王が裸足で逃げ出すレベル」とも言われています(一時期、オイルマネーで潤っていたエティハド航空が経営支援したもののあまりの高コスト体質に追いつけず、自社の経営悪化もあって撤退した)。
一昨年、自社のミラノ乗り入れを前にAZと共同運航することになったNHも記者会見で「協力はするが金は出さない」と言い切ってましたねそういえば。
そんなわけで地味に「ちゃんと往復飛んでくれるのか」不安になる会社ではありますが、やっぱりイタリア行くならアリタリア乗りたいよね、という考えはあります。
食事が美味しい国の機内食も気になるところです。
5.気になる東欧エリア
いま、東欧エリアからはポーランドのワルシャワやオーストリアのウィーンからのフライトがあります。
いずれも音楽の都のひとつとして知られ、観光地としても人気が高まっているエリアです。
どちらもデイリー運航、とはいかないものの日本から直行できるのは利用者にとってはありがたいところ。
LOTポーランド航空のほうは友人が乗ったことがあって、評判は上々。
成田ではやや影が薄いけど、気になる存在です。
6.北欧といえばスカンジナビア航空
フィンエアー推しなのでフィンエアーより後になってしまいましたが。
いまでこそフィンエアーは日本にすっかり定着していますが、かつて北欧といえばこのSASでした。
日本への就航も戦後割と早くから行われており、某有名番組のスポンサーを務めるなど根強い人気を誇ります。
ところで同じスタアラ同士なのに頑なにNHとコードシェアしないのは何なのでしょうか…(昔はやってた)。
7.ていうかもう日系航空会社で良くない?
それを言っちゃあおしめぇよ…。
しかしながら、あまり海外に行ったことのない僕は「たまの海外なら相手国の飛行機乗りたくない?」というタイプなのですが、後輩曰く「日系なら飛行機の中で余計なこと(日本語以外の言語の活用)しなくて済むし精神的に楽」と。
特に10時間を超えるような長旅なら少しでも不安は減らしたいよね、帰りも疲れているところに日本語が通じない密室空間にいなきゃならないのキツいよね、といったところでしょうか。
このあたりは好き好きなのでなんとも言えませんが、「クオリティはお墨付き」です。
とまぁ「こんなこと言ってたな」なんて思い出しながら書いてみました。
なかなか海外どころか国内移動も渋い今、こうやってちょっと想定?妄想?してみるのもいいかもしれませんよ。
勿論、欧州以外にも話題はあったのでまた後ほど。
※そういえば欧州直行といえばBAとかAFとかほかにもあるはずなのに、なんでその辺が出てこなかったんだろう…w