ここ一週間は仕事が忙しくて、書き溜めていた記事もあったのだけれど写真を添付する余裕がなく…。
言い訳はこの辺にして。
さて、ヘルシンキのヴァンター国際空港に到着した我々。ここからさらに国内線へ乗り換えて、ラップランドにあるイヴァロ空港へ飛びます。
この空港はフィンランドの玄関口ではあるのですが、近年日本からはヨーロッパの玄関口という立ち位置もあります。
その理由を見ながら国内線へ乗り継ぎします。
・フライトの便利さ
乗ってきたフライトが約10時間ということからもわかる通り、日本からヘルシンキまでの所要時間はヨーロッパの都市の中では最短。
しかも日本からは羽田・成田以外にも関西・中部・新千歳・福岡(夏ダイヤのみ)からのフライトがあり対日本の乗り入れ都市数は欧州トップ(2020年夏ダイヤ)。
ちょうど我々の乗った便と同じくらいに関空からの便も到着していました。中部は運休日だったかな?このときは新千歳は未就航。
で、フィンエアーのハブであるこの空港からは、EU圏内の各都市へのフライトも充実。
日本からの直行便がない都市へ行く場合、その国の空港まで行って乗り継ぐよりヘルシンキで乗り継いだほうが効率的なんだとか。
日本からの便から乗り継げるのがだいたいこのあたり。
僕らが乗るのはAY617便のイヴァロ行きですが、前後に欧州主要都市の名前も。
フィンエアーとJALは同じワンワールドなので、たとえばデュッセルドルフなんかもヘルシンキ経由で行けばマイルが貯まる。
ちなみにフィンランドはシェンゲン協定加盟国なので、ここで入国手続きをすればヨーロッパの主要各国へ再度入国手続きなしで入国できます。
(シェンゲン協定に関しては逆も然りなのでスタアラ派の人がフランクフルト経由でフィンランド行ってるケースがあった)
・日本語の案内がある
ご覧のとおり、ヨーロッパの空港でありながら主要な看板には日本語の記載があります。
英語とピクトグラムで大体は分かるとはいえ、日本語があると安心感がありますね。
日本語以外も中韓の文字が入るのも特徴。それだけ東アジアからのフライトが多いということです。
・乗り継ぎの所要時間が短い
きっと海外で乗継をしたことがある人にとっては一番重要なところかもしれません。
今回の旅では30分早着して15時前に空港にいるものの、本来の到着時刻は15時20分。
そして乗り継ぎのイヴァロ行きは16時25分発。
なんと乗り継ぎ時間が一時間ちょっとしかない。
旅行代理店でこの乗り継ぎを提案されたときに「えっ?間に合わなくない?」となったけど、お店の人は「ヘルシンキ乗り継ぎなんて一時間あれば余裕っすよ」ぐらいの感じで返されて「まぁそう言うなら…」と提案どおり一時間後のフライトを選んだわけですが。
ホントに余裕だった。
だいたいこの動画のとおり。
動画と若干時間差はあるけど、体感として一番奥のゲートで降ろされて保安検査まで10分、検査に10分、そこからイミグレまで5分、イミグレで10分、イミグレ寄りの搭乗口まで5分の計40分て感じ。
もちろん、保安検査を通過するにあたって飲みかけのペットボトルを捨てたり荷物のチェックをしやすくするとかの準備はいるし、イミグレのパスポートチェックが機械化されているのでそこで手間取る人がいるけど(僕のときはおばさま団体が引っかかっていた)、心配なのはそのぐらい。
空港の構造も難しくないし、先ほどの通り日本語の案内もあるので場合によっちゃ日本の空港より楽かも。
実際には我々は時間があったので、途中免税店覗いたりトイレ入ったりゆっくりしてたので40分では行かなかったけどそれでも余裕でした。
逆に搭乗口周辺に滞留スペースが少ないのであんまり急いで行ってもしょうがない、というのもありますが…。
僕の時は到着が他に1、2便あってこの所要時間の混み具合でしたが、到着が重なるともっと時間がかかるとかあるかもしれないので、心配ならば余裕を持って乗り継ぐのもいいと思います。
セキュリティエリア内でもラウンジや色んなお店があるので敢えての余裕もまた良いかも。
ひとまずそんな感じで搭乗口まで来たものの時間が余ってしまい、その辺のお店をブラブラ。
アイスホッケー代表のタオマフがちょっと欲しかったけど、流石に初日(しかもまだ移動中)に荷物増やすのもなんなので断念。
ムーミンショップがあるのも流石フィンランド。まぁ当然、品揃えは市中のお店の方が良かったけどね。
適当に時間を潰しているとようやく搭乗時刻。
こちらに乗ります。
16時25分(現地時間)発イヴァロ行きAY617便(A321)。
さぁようやく北極圏へ!