金曜日、所用があって会社に行かなかったのですが、その所用が午後からなのをいいことにチャンスを逃していたJR相鉄連絡線に乗ってきました。
無理に新宿から乗る必要もないな、ということで大崎から。
都合よく相鉄車が来てくれました。
夏休みとはいえ流石に平日の午前中の下り列車はガラガラ。
全く乗っていない訳ではないのですが、10両編成で走るにはかなり寂しい乗車率。
まぁ逆に言えば密は避けられますけど。
武蔵小杉を出ると貨物線へと入ります。
横須賀線で散々通ったはずの道も線路が変わると見え方も違うものです。
新川崎を貨物線側から見るのも新鮮。
鶴見を通過し地下へ潜ります。
しかし案外速度が出ないんですね。
武蔵小杉から羽沢横浜国大まで15分ぐらい掛かりましたけど頑張ればもうちょっと早くなりそうな気も…。
トンネルを暫く走って再び外に出ると丘陵地。
そういえばここを通るのは何年か前に辻堂駅の改良工事で東海道線が迂回運行した時以来ですわ…。
線路の数が増えたと思ったらそこは横浜羽沢の駅。
新宿へ向かう列車と入れ替わるように羽沢横浜国大の駅に入ります。
なお、向こうの列車はそれなりに人が乗っていたような。
このまま乗り通しても良かったのですが、せっかくなので降ります。
この駅使う人いるの?と思っていましたが、上り方面に限らず結構下りホームで電車を待っている人がいました。
乗ってきた電車もオタクを除いても20人ぐらいの乗降はあったのではないでしょうか。
新駅なのでホームドアが付いています。
駅は若干カーブをしていますね。
ホーム自体はそんなに広くはないですが、まぁそこまで混むこともないでしょう。
SNSなどでも話題になっていますが、既に新横浜方面へのトンネル入口ができています。
なんならすぐにでも電車が来そうな雰囲気。
…といっても実態はこの本数ですが。
日中だと30分毎というとても横浜市内の駅とは思えないレベルの本数です。
試し乗りするにはやっぱり朝の時間帯かせめて夕方でないと色々大変です。
そして普段使いもこの本数ではちょっと…。
今後、東急直通が始まるともっと変わるのでしょうが、現状では使いづらいというのがこの駅の立ち位置といったところでしょうか。
ホームから改札階に上がります。
流行といえばそうなのでしょうか。高い天井のコンコース。
ホームが地下でどうしても狭い印象があるので、せめて改札階だけでも広々としているとホッとします。
屋根は明かりを通す素材のようで。
天気も良い日だったのでより明るく感じられます。
変に気取ったところもなく雰囲気はいいですね。
開業当初JRの切符は買えない、という話があったような気がしましたが無事に買えるようです。
相鉄の運賃は初乗りはともかく、中長距離は安いので新線の駅からの運賃としてはお財布には優しい方ですかね。
JRは普通のJRの運賃表が付いてました。
見にくいですけど乗り換えが不要な武蔵小杉より二回乗り換えが必要な鶴見の方が安い、話題の運賃表です。
駅舎は最近の相鉄イメージに合わせてシックな感じにしたんでしょうか。
それにしても気になったのは駅の規模の割に駅舎が大きいというところ。
つまり2枚目の手前部分には何がある?ということです。
駅関係以外に運転関係の部屋でしょうか。
この駅発着の列車もあるようですし、仮泊室ぐらいはあるのだろうと。
駅の裏には横浜羽沢駅があります。
残念ながらこの時は貨物列車はいませんでしたが。
駅の周辺はこんな感じ。
新路線の新駅ではあるのですが、横浜の中心部からは決して遠い訳でも無く、道路は整備されているエリアなのですっかり開発は行われています。
なので「期待のエリア」ではあるのだけど「新たに開発が進むエリア」ではないというのが悩ましいところ。
相鉄としては「都心直通路線引くのに駅間長いからとりあえず作った」ぐらいの気持ちなのかもしれませんが。
駅前には神奈中バスの新横浜−保土ヶ谷を結ぶ路線が通っています。本数は…。
もうちょっとぐらい周り見てきなさいよ、と言われそうですが、この日はとにかく暑いし、この後の電車を逃すと30分待ちで次の予定に影響が出てしまうので20分ほどで撤収。
この日はJR車には当たりませんでした。
武蔵小杉からはかなり時間が掛かりましたが、西谷まではあっという間に到着。
これ案外都心でも西谷横浜周りの方が行く場所によっては早いのでは…?
9000系のリニューアル車で横浜へ。
用事を済ませるためにそこから都内へと戻りました。
色々工事で問題が発生していますが、それでも数年後には今度は東急との直通も始まり、距離は離れていないのに案外不便だった相鉄沿線から新横浜への移動も便利になります。
ひとまずまたこの駅を訪問する機会はありそうです。
その時に駅周辺がどれだけ変わっているかが楽しみです。