いやー、ウマ娘が順調に進んでしまっています…。
めっちゃ久々ですね。
PCを買い替えたのでこれから頑張りたいと思います、と言いたいところですが。
…旅行の写真、大体前のPCのハードディスクに入ってるんだよな。
○京王と小田急の一体化、ってそれ大東急
島根の旅、三日目?です。
昨日の夕方も夕日が見られなかったわけですが、この日の天気は曇り。
パラパラと雨も降る瞬間もあり。本降りになければまぁいいか…。
朝食を摂って、9時過ぎにはホテルを出発。お世話になりました。
さぁ、移動開始です。
今日は島根観光の定番、出雲大社へ向かいます。
松江から大社へは素直に一畑電車で。フリーきっぷもあるしね。
ガラス張りの駅舎を抜けてホームへ。
待っていたのは元京王5000系。
一畑でも5000系。色々原形とどめていませんが。
この路線でこれが来るのは「当たり」です。
なぜならセミクロスシートだから!
2+1なのでグループにもボッチにもやさしい。
そして転換クロスはともかく、二人掛けのクロスシートは実は元小田急NSE3100形の座席。
営業中は乗る機会がありませんでしたが、子供のころに海老名のイベントで車内開放していたときに座ったことがあり、遠い記憶を呼び起こされました。
そういえば「背もたれを起こして座席回転させる」座席はあのとき初めて知ったと思った。
横須賀線の平屋グリーン車が同タイプだった気もするがそっちに乗ったのはNSEより後だった。
そしてありがちな転換クロスより撮るべきは回転クロスの方だろうとあのときの自分に言いたい。
松江しんじ湖温泉を出発すると、早速車窓には宍道湖が広がります。
むしろ松江側から乗ると早々にクライマックスが来てしまう。
いや、その先ももちろんいいんですけど「インパクトのある絵」はやっぱりコレなんだよなぁ…。
一畑も所謂地方私鉄、色々経営の厳しさを聞いているところですが(先般、経営再建計画が発表されていましたね)、軌道はちゃんと整備されていてローカル線にありがちな「激しいたて揺れ」はそんなになく、割と乗り心地は良かったです。
支援があるとはいえ、最近は新車の導入も進んでいますし。
そうそう、今回は時間の都合で泣く泣くカットしましたが、沿線にある「松江フォーゲルパーク」もお勧めスポットとしてよく名前が挙がります。
温室に咲く花々と飛び回る鳥が凄いらしいです。
というかこちらも一畑グループでしたか。
松江から20分ほど、行程の半分弱のところにある一畑口でスイッチバック。
かつてはここからその名のとおり一畑薬師まで線路が延びていました。
座席を回転させて自分たちも方向転換。
向きが変わったのでちょっと前面展望。
窓が大きいので眺めも良好です。お母さん立ちっぱなのが大変そうですが。
しかしこのお母さんもそうですが、案外普通に沿線の人たちが乗っていました。
逆に観光客はクルマで移動しちゃうんですかねぇ。
車窓は宍道湖から離れて田園風景が広がります。
島根の「きぬむすめ」という銘柄のお米が美味しいのですが、関東では売っているの見たこと無いですね。
震災で物流が滞ってたときに叔父が実家に送ってくれたのですが、非常食にしては美味過ぎるし、叔父は叔父で「送料の方が高くつく」と言っていたのを思い出しました。
平日だと松江からの列車は基本的に出雲市行きなので、大社方面と出雲市方面に分岐する川跡で乗り換える必要がありますが、この日は休日ダイヤ。
乗り換えなし、大体一時間で終点の出雲大社前に到着です。
屋根ですっぽり覆われたホーム。
松江とはまた違ったターミナルっぽい駅です。
反対側にはしまねっこが描かれた「ご縁電車」がいました。
中間車からの改造なのでパッと見分かりづらいですが、この電車は少し前まで東横線で日比谷線に直通していたアイツです。
さて、出雲大社前駅は「神社の最寄り駅なのに何故か洋風」という駅舎で有名だったり。
こんな風に高い天井にステンドグラスがはめ込まれています。
先に開業した国鉄大社線の駅が和風な造りになっているのに対抗したとかなんとか。
レトロな駅舎に右の発車案内がよく似合います。
というかこれ、ダイヤ変わるたびに幕を発注するんでしょうか…。
そして電車の本数。少ないのは少ないのですが、時間一本はあるので観光で使うにはそんなに困らないです。
駅舎はこんな感じ。
実は初めて見たとき「割と新しい」駅舎だと思っていました。
確かに改修工事はされているのですが、れっきとした昭和5年生まれの駅舎。
というか昭和5年でこのセンスは凄い。一畑の人は先見の明があったようです。
時間は11時前。早速今日の目的地、出雲大社へ向かいましょう。