二次元交通社

鉄道、アニメの舞台探訪、ライブの遠征…偏った旅

日本のシルクロードを辿ったのを思い出した

実はフィンランド話を無事に書き終えまして。

一応、話のストックということにしてあるので全てを公開するのはまだ先になりそうです。

 

で、次のネタのために色々過去の写真を見返していて、「そういえばこんなことやったな」というちょっとしたネタを発見したのでそれを出してみようと思います。

 

撮影記録から出かけたのは2012年の6月。

諸事情でこの年の5月が異常な忙しさで、それが終わって落ち着いたころです。

この一週間後に奈々様の島根ライブに行ってます。

このときやったのは、横浜→八王子→高麗川→高崎→下仁田という移動。

かつて富岡製糸場で作られた生糸を横浜港まで運搬するために作られたという八高線横浜線を輸出ルートと逆に辿っていくというものです。

単純に八高線上信電鉄に乗ったことが無かったというだけの話ですが。

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最初は横浜線

たしか快速に時間が合わなかったので各停でえっちらおっちら東神奈川から八王子へ向かった記憶があります。

この頃はまだ205系でした。

ていうか運転士さんめっちゃ写りこんでしまって申し訳ない…。

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逆に中央線てもう233だったんでしたね。

未だに新型、っていうイメージが抜けません。

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DE10も貨物がいるところならばどこでも見かけましたが、徐々に置き換わっているようで。

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横浜線から八高線に乗り換え。209です。

何気に八高線は拝島と八王子の間だけはこの10年ぐらい前に乗ったことがあったのですが、そのときはまだ103系の3000番台が走っていました。

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川越行きですが、途中の高麗川で乗り換えます。

電車が来るし通勤場所しだいでは都内への通勤も可能なエリアではありますが、山も迫ってきて落ち着いた雰囲気になってきます。

そもそも高麗川は行政区分では「市」なんですけど(日高市)。

都心へは川越へ出て東上線が無難かな?

ここからは非電化なので気動車のキハ110です。

キハ110は窓が開かないので好きではない、という人もいるようですが、僕自身は初めての単独ローカル線ロングランが水郡線でこの形式だったこともあって、むしろ思い出深くて好きなクルマです。居住性も悪くないですし。

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八高線のいいところは、埼玉県でしかも都心からそこまで離れずにディーゼルカーの音を聞きながらこのボックスシートでこの車窓が眺められるところですね。

都心から近いディーゼルカーといえば小湊が最近人気ですが、それとはまた違うよさがあるかと(実は小湊の列車は乗ったこと無いんですけどね…)。

関東平野の終わりのほうで、平野らしさと山の近さを両方味わえる。

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1時間40分ぐらいで終点の高崎に到着。

運転台側の窓に映りこむ211系も当時の高崎らしさ。

そして右のJK三人組もとっくに成人して今はすっかり社会人でしょうか。

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上信電鉄へ向かっている途中でしょうか。こんなのを撮っていました。

183系も今思うとながらだったりホリデー快速だったりと、ことあるごとに乗っていたような気がしますが、無くなるときはあっという間でしたね。

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ここから上信電鉄に乗り換えます。

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子供の頃は「自社発注する体力のある地方私鉄」というイメージで、そのイメージの中心が左から二番目に半分だけ写っている車両。一般的には奥に写るデキで有名ですが。

そして今はまさかのJRの107系が。

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乗ったのは元西武。

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シルクロードを辿る」意味ではここで降りるのが正解なのでしょうが、僕の目的は乗り潰しなのでこのまま終点の下仁田まで行きます。

富岡製糸場自体はこの数年後に社員旅行で行っているのでまぁいいでしょ?

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車内からギリギリ「デキっぽい公衆トイレ」を撮ってました。

 

ところで、上信電鉄の路線は高崎郊外から富岡を抜けてネギとこんにゃくのふるさと下仁田に至る路線ですが、どういった利用者がいるのかというと、

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こんな感じです()

まぁド平日の昼下がり、富岡を過ぎた後の後部車両(ワンマン運転の2両編成だと1両目でしか乗り降りできないので2両目に行く人が少ない)なので誰も乗っていない感じに見えますが、実際にはパラパラと人は乗っていました。

この数年後に再び乗ったときは週末だったこともあって観光客っぽい人がもうちょっと乗っていたかもしれない。

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徐々に山に近付いているようです。川沿いを走っていたようですね。記憶に無い()

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いかにも昭和の電車の運転台、という雰囲気が素敵です。

そこにワンマン機器が足されて上信仕様にカスタマイズされています。

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人がいなさすぎてこんなことして遊んでいました。

この頃はねんどろいどを連れていろいろ写真撮っていましたねそういえば。

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ところでこれを撮っていたのは駅ではなく信号所だったみたいです。

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西武のクルマはよく地方に譲渡されている車両ですが、個人的には好きです。20mなのに3ドアなところとかこの長いロングシートとか手すりの感じとかちゃんと戸袋窓があるから明るい車内とか、この雰囲気が。

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一時間掛かったようです。無事に終点下仁田に到着しました。

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下仁田では名物のソースカツどんを食べたわけではなく、駅の周辺をふらふらして終わったようです。

特に目的もなく駅の周りをふらふらしてこうして神社見つけたりするは好きです。

なかなか最近はそういう機会もなく、ちょっと懐かしく思います。

なお、ソースカツどんはこの次に来たときにちゃんと食べました。美味しかったです。

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帰りは銀河鉄道ラッピングでした。

ホームを見ていただくと分かりますが、通学需要はそこそこあります。沿線に高校だけでなく大学もありますしね。

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僅か8年前なのですが、どちらもすっかり過去の車両となってしまった感じがあります。

流石に上野口からは撤退していましたが、まだ高崎まで来れば普通に走っていたんですよね115系

そしてその隣に写る107系がまさかさっき乗ってきた上信電鉄に移るなんてこのときは思いもしませんでした…。

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帰りは夏らしくなってきた夕暮れのなか、特急で一杯やりながら帰ったようです。

たしかこのときの帰り道には選択肢が4つあって、

①新幹線

②在来線特急(草津だったかな?)

普通列車グリーン

④高速バス

だったのですが、①は早いのはありがたいが(前述のとおりライブの遠征を控えていたので)懐につらい、③は面白みがない、④は時間が読めないということで②の特急になった記憶。

一番早いのは新幹線なのは当然として、東京到着時間的にも②より③の方が早かったのですが単純に「速い電車に乗りたい(但し新幹線はちょっと)」という理由だった気がします。

高崎からだと特急料金もそんなに高くないですしね。

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上野の地上ホームに着いてシルクロードの旅は終了。

185系もとうとう置き換えが始まって、散々見てきたこの光景も過去のものとなりそうです。

 

 

このお出かけのときは特に深いこと考えないで回って、「まぁこんなもんか」とそんなに深く印象に残したものでもなかったのですが、こうして時間が経ってふと写真を眺めていたら「あぁ、懐かしい」と思えてきました。

またこうして気軽にお出かけができる日が来ることを願って。

ちなみに思い出深い旅は、今でも思い返すことが多いのですが、想いが深すぎて正直「どうやってブログに上げよう…」と悩んでいます()