島根よいとこ一度はおいで~奈々さんに会いたかった~
本年もよろしくお願いいたします。
続きを書こうとPC立ち上げるところまではいくんだけど、そのあと立ち上げるのがウマ娘。
…ホントに前のPCに入っている写真をどうにかせねば進まんぞこれ。
で、今日のテレ東の某番組が足立美術館から出雲を通って石見銀山へ向かっていて、懐かしいなと思いつつ、とりあえずせっかくだしストックの記事を上げておくか、ということで。
2022年一発目。
○境内でライブするってどんな感じ?
駅からは若干の上り坂ですが、色々誘惑の多いお店が並ぶ参道を10分ほど歩くと。
出雲大社に到着です。
観光情報としては出雲大社オフィシャルより協会の方がよさげなのでこちらを貼っておく。
というか、出雲大社は組織的に色々ややこしくてイマイチ理解しきれていない…。
難しい話は置いといて参拝しましょう。
参道は下り坂。
先述の観光協会のサイトにも出ていますが、地味に「参道が下り坂」っていうのは珍しかったりします。
木々か濃くなるのもあって先ほどの道路から空気が一変。
この感じが出雲大社の好きなところ。できれば車で来ていても真正面から参拝してもらいたいところ。
森を抜けると拝殿などが並ぶエリアに到着。
メインのエリアということもあって賑やかです。
じっくり見て回るのは後にして、先ずはお参りしましょう。
こちらが拝殿。
建物が大きかったり絢爛豪華だったりするのはたまにありますが、建物のサイズに対して明らかにデカいしめ縄は出雲大社ならではかと。
そうそう、一般的には「ニ礼二拍手一礼」の参拝ですが、ここ出雲大社は「ニ礼四拍手一礼」になります。
ちゃんと手順が書いてあるし周りがその通りにやっているので、そのことを忘れてしまっても大丈夫です。
むしろこの話を書くのに色々見るまで僕自身が忘れていました。
拝殿の裏に本殿…ではなく本殿をお参りできる八足門です。
出雲大社も本殿に接近できないタイプの神社。
お正月はこの門を超えてもうちょっと近くまで行けるようですが。
本殿は国宝に指定されているそうで、どんなものか気になります。
出雲大社の本殿といえば、古代は当時の技術では不可能なんじゃ?ってレベルのクソデカい(高い)建物だったと言われていますね。
その模型が博物館に再現されているので、お時間がある方は是非そちらも。
我々もこの後行きました(館内は撮影していないので画像はなし)。
そういえばこの2年後に遷宮が行われていたようです。
この辺はその付帯事業?
これは神楽殿。
このデカい注連縄が有名になりすぎて、コレが本殿と勘違いしている人が散見されるようですが…。
あと「注連縄にお賽銭を投げて刺さるといいことがある」という話もありますが、そもそも注連縄は神聖なものなので、それに向かって硬貨ぶん投げて刺さったらいいことなんてむしろ発生しないので止めましょう(オフィシャルにも注意が出ています)。
ていうか単純に注連縄に金属刺すこと自体良くない。
大体こういうガセネタってガイドが面白おかしく話していたことが広まっていったパターンが多いようですね。
ひとしきり参拝が終わったので参道を戻ります。
個人的にこの本殿を背にした参道からの眺めが良いと思っています。
適当に傾斜があるのでまっすぐな参道が遠くまで見通せて、神聖な気分を高めてくれる気がします。
○動いたら腹が減る、頭を使えば糖が減る
このとき、時刻はお昼前。この足でお昼ご飯を食べに行きましょう。
出雲でお昼と言えば忘れてはならない出雲そば。
3段の小さい器に入った割り子そばが有名です。なるほど、元は弁当だったのか…(今知った)。
出汁の効いたつゆと香りのよいそばの組み合わせが大変に素敵な蕎麦です。
で、実は出雲大社自体は3回目だったりする私。
ここに来るたびに行っているのがこちらの荒木屋さん。
(オフィシャルサイトがないようなのでこちらを)
2階の座敷に上がると有名人のサインが一杯飾ってある典型的な観光地の有名店って感じですが味は確かです。蕎麦の香りが実に良い。
初めて来た時なんて美味すぎてお代わりしまくってたら店員のおb…お姉さん同士で「わんこそばじゃないんだから」と陰口言われまてしたがw
食べ盛り20代半ばだったんだからしゃーないやんw
そう、冗談はともかく、通常は3段で1人前なのですが、こちらでは1段ずつの追加が可能なので元々若干量が少なめなところ「ちょっと物足りない…」という方は2段ほど追加すると良いと思います。
あとこちらのお店の注意として、人気店なので繁忙期は滅茶苦茶混むけど予約はやっていないという点。
時間をずらすか覚悟を決めるかのいずれかでお願いします。
お腹も満足したところで15分か20分ほど歩いて先ほど少しご紹介した「島根県立古代出雲歴史博物館」へ。
見所のひとつは出雲大社本殿(想像)模型ですが、是非見ておきたいのは銅鐸や銅剣といった弥生時代と思われる出土品。
銅鐸は加茂岩倉遺跡で出土されたもので、一箇所からの出土例では日本最多の39口。
銅剣は荒神谷遺跡から出土されたもので、こちらも一箇所からの出土例では日本最多で358本。
古代出雲の力をその目で見ることができます。考古学好きな人にはたまらないかと。
鉄オタ的には北松江駅(現:松江しんじ湖温泉駅)の一部が移設展示されているほかデハ1形の前頭部が保存されているので是非見て。
博物館で頭を使ったら糖分を補給しましょう。
なんでも出雲がぜんざいの発祥らしいです。
で、参道にこのぜんざい学会のお店があるので、ここで休憩。
暑い時期に餡子もなぁ…という気持ちもありましたが、案外スルッと食べてしまいました。
ちなみに出雲のぜんざいが食べられるのはここだけでなくて、大社周辺のカフェや蕎麦屋さんでも食べることができるので要チェックです。
この後は参道のお土産屋さんを冷やかしながら次の予定を待ちます。
次の予定は時間が決まっていて、しかも夕方にならないと意味が無いという…。