AY617 HEL→IVO
機材はA321。フツーに国内線って感じ。
シートモニターどころかモニターがないので、非常用設備のデモンストレーションはCAさんがやっていました。
そういえばA321は生まれて初めて飛行機に乗ったときの機材。ANAの羽田発高知行きでした。1X年前の話ですが…。
さっきより乗ってる時間は圧倒的に短いものの、やることがなくて暇な二時間でした。
降下を始めた頃にはあたりは暗闇。そして中央席だったので外の様子も分からずに気付いたら着陸してました。
さあ、とうとう北極圏です。しっかりとコートを着込んで出る準備。
前と後ろの二箇所のドアが開かれたので、空いてそうな後ろドアから外へ出ます。
タラップへ一歩踏み出した瞬間、切り刻むような寒さが…!
…っていう程でもない?
いや、寒いには寒いです。でも気合入れた程でもない。
空港に付いてる温度計を見て納得。−8℃。
風もないし、それなりに着込んでいたのでまぁまだ耐えられる温度でした。
そしてこれがイヴァロ空港。
ボーディングブリッジなんてない、THEローカル空港。
タラップで降りてターミナルまでは徒歩移動なのでこんな写真が撮り放題なわけで、そういう意味では旅気分が盛り上がるというものです。
但し、あんまりはしゃいで写真撮っていたので空港スタッフに「さっさとターミナル入れ」と怒られました()
ターミナル自体はホントに小さくて、必要最低限の設備だけある感じでした。一応、売店とか軽食堂ぐらいはあるようですが、時間がなくて中はほとんど見られず。
あと驚いたのはここにも日本語案内があったこと。まぁ確かに日本人多かったけども…。
ここからはバスで滞在地サーリセルカへ向かいます。
旅行代理店でバス乗り場の案内を貰っていたので迷うことはなかったです。というか迷うほど複雑なところではなかった。
一応、行先ぐらいは確認しましたけどね。
定時?にバスが出発。
どう考えても雪道なのにガンガン飛ばしていくので(しかも暗闇の中)結構怖い。
なんでこんなに飛ばして大丈夫なの?と思ったら、日本では禁止されてるスパイクタイヤが普通に使われてるんだそうで。
日本でも僕より上の世代の人は「雪道で一番安全なのはスパイクタイヤ」と言いますしね。
暗闇の中を30分ほど走ると街が現れた。これがサーリセルカ。
いくつ目かのバス停で降車。ホテルの目の前。
そして今宵の宿。
Santa's Hotel Tunturi。
日本からのツアーだと、ここかもう一箇所のホテルのどちらかになるのが一般的なようです。
このホテルの特徴はいくつかの宿泊棟とフロントなどの管理棟に分かれているところ。
バス停があるのが管理棟の前なのでひとまずチェックインに迷うことはないかと。
フロントは英語対応だけど分かりやすく話してくれます。あと、鍵やらなんやらと一緒に日本語のサーリセルカの街中の地図を貰いました。
さて、部屋は建物を一度出て右手に進んだところ。各建物は入り口がオートロックになっているのでセキュリティは問題なし。
部屋は設備的にはツインルーム。諸事情により連泊しないし部屋に長時間滞在するわけでもないけど十分な広さ。
どうやら建物内にサウナがあるようだが、案内がないので使い方がよく分からん…。
長旅を終えて一息ついたところで時刻は20時前。
ヘルシンキ行きの機内でカルボナーラ食べてから何も食べていなかったというか夕飯を食べないと。
そのままベッドに倒れ込みたい欲を抑えつつ、夕食を求めて外出。
初日はこれを、というのはほぼ決まっていたので迷うことは無かったです。
https://teerenpesa.fi/en/home/
テーレンペサというこちらのお店。日本語メニューありました。
そして名物はトナカイ。
はい、サンタクロースの乗ったソリを引っ張っているあの動物です。食べるのかい!!
ま、とりあえず無事に着いたということで乾杯。
フィンランドでビールは軒並み黒でしたね。
そしてこちらの右がトナカイ。
下の白いのはマッシュポテトです。マッシュポテトやたら推されるとヨーロッパって感じですね(偏見)。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、塊ではなくコマみたいな感じで出されました。
味の方は…あれ、美味い。
牛寄りのお肉って感じ?下のポテトと一緒に食べると丁度いい感じになります。
ひとしきり食べ終えて、じゃあ出るかぁーってタイミングでウエイター登場。
「デザートは?(ニッコリ)」
上手いタイミングで現れますね…。慣れてますわ。
まぁ断る理由もないので一番のオススメを、と言ったらこのケーキが出てきました。
ベリーのケーキとアイス。
甘いものが幸せなのは世界共通です。
お腹を満たしてお店を出たのは21時過ぎ。
旅の最大の目的であるオーロラ観測はこれからの時間が本番です。
サーリセルカの街自体はリゾート地でそこそこ建物があって明るいのですが、少し歩くだけでオーロラ観測ができるというのがこの街がオーロラリゾートたる所以。
さぁオーロラを見に行くぞー!
…といきたいところだったのですが、僕がほぼ飛行機で寝ないできた上にアルコールが入って睡魔がえらいことになってたことと、そもそも曇り空で見えなさそうだったのでこの日は大人しくホテルへ。
部屋に戻ってから睡魔に耐えられる範囲で外を見ていたけどやっぱり雲が切れる様子もなく、明日は明日で朝から予定があったので初日のオーロラ観測は断念しました。
翌日はフィンランドならではの乗り物で楽しみます。