今朝、こんな情報が回ってきました。
http://www.shimoden.net/rosen/info/20200801/setoohashi.pdf
>児島駅〜櫃石〜与島線の時刻改正と廃止について
この路線、知る人ぞ知る特殊な路線バスなのです。
何がそんなに有名なのかというと…
・普通の路線バスなのに瀬戸大橋を渡る
・島民専用インターチェンジを通過する
という色々と「美味しい」路線。
もともと瀬戸大橋架橋前に島と本土を結んでいた航路の代替という立ち位置だったため、途中の島にもわざわざ止まるのです。
実を言うと、7年前に高松に向かう際に使ったことがあるのですがホントに楽しかった。
前に乗ったときは幕車でした。
というか、ホントにこのバスで瀬戸大橋渡るんですよ。
ね?
速度は抑えて走ってはいるし客席にはシートベルト付いてるけど、間違いなく瀬戸大橋を路線バスで走っています。
そして途中、島民専用インターを降りたり、高速道路上のバス停に止まったり。
路線としては途中の与島までしか行かないので四国へ出られない!となるのですが。
四国側から琴参バスがこの与島までやって来てくれます。
ちゃんと乗り継げるようになっているので、それほど待ち時間もなく四国に渡ることができます。
正直、元「瀬戸大橋フィッシャーマンズワーフ」で周りに何も無いここで待たされても…。
ていうかこのバス、普通の路線バスの車両かと思いきやよく見るとこれ中扉付いてないんですよ…。
どうだろう…この楽しさ伝わってない気がする。
こんな「乗って楽しい路線バス」、廃止前にぜひ一度お試しいただきたい。
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瀬戸大橋線の岡山側は廃止されてしまいますが、四国側は(今のところは)廃止発表なしですのでまだ楽しめますし、世の中には有料道路や自動車専用道路を走行する路線バスというものが結構あったりします。
所謂都市高速(首都高速・名古屋高速・阪神高速・広島高速・北九州高速・福岡高速)は厳密には「高速道路」とは言えないところはありますが、特に走行する路線バスが多いですね。
とはいえ阪神高速だけ(座席定員制ではない)路線バスの存在が確認できない…。
ほかは一通り乗っているので実態を確認していますが。
これらの路線は時速が60km/hに制限されていたり、そもそも走行区間が短かったりとするので満足できるかどうかはなんとも言えませんけど楽しいのは楽しいですよ。
相鉄バスの東戸塚駅から星川ランプへ行く路線なんかもいいですね。
あれも横浜新道を通りますが、本線上にバス停があって高速バス感ありますし。
※2021.2.10追記
倉敷と有人3島結ぶバス維持 瀬戸大橋線 4月から琴参が運行:山陽新聞デジタル|さんデジ
(リンク切れてたらごめんなさい)
廃止になる児島側は四国側の琴参バスが延伸することに。
一先ず足は守られた、ということで良かったです。
むしろ乗り換えなしで本州と四国行き来できるようになるのか…。